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令和 4年 7月 4日エリアデザイン調査特別委員会-07月04日-01号
令和 4年 7月 4日災害・オウム対策調査特別委員会-07月04日-01号

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  1. 足立区議会 2022-07-04
    令和 4年 7月 4日エリアデザイン調査特別委員会-07月04日-01号


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    最終取得日: 2023-04-16
    令和 4年 7月 4日エリアデザイン調査特別委員会-07月04日-01号令和 4年 7月 4日エリアデザイン調査特別委員会       午後1時27分開会 ○西の原えみ子 委員長  時間前ではありますが、皆様おそろいですので、これよりエリアデザイン調査特別委員会を開会いたします。 ○西の原えみ子 委員長  最初に、記録署名員2名を私から指名いたします。  鹿浜委員おぐら委員にお願いいたします。  審査に先立ち、委員の皆様に申し上げます。  本特別委員会調査項目及び設置理由は、既に配付のとおりでありますので、御了承願います。 ○西の原えみ子 委員長  次に、陳情の審査を議題といたします。  本日は、新しい委員構成になって初の委員会審査でありますので、継続審査中の内容につきましては執行機関から、また過去の審査状況につきましては区議会事務局長から、それぞれ説明を求め、その後審査に入りたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  初めに、(1)元受理番号26 綾瀬地区を文化的に環境整備することを求める陳情を単独議題といたします。前回は継続審査であります。  また、報告事項①綾瀬北綾瀬エリアデザイン綾瀬ゾーン)の取組み状況についてが本陳情と関連しておりますので、併せて執行機関より説明を求めます。 ◎エリアデザイン推進室長 初めに、陳情説明資料の方から御説明申し上げます。簡潔に御説明したいと思います。  2ページ目でございます。
     今陳情につきまして、要旨でございますが、大きく3つございます。  こどもが本と出会う場所の整備、2つ目として、150人程度収容可能な多目的な施設の整備、3つ目としまして、綾瀬駅東口周辺地区まちづくり協議会においての議論をしていただきたいという内容でございます。  続いて、内容及び経過について御説明申し上げます。  大きな1番です。これまでの陳情等の経緯ですが、過去、2つ陳情が出されておりますが、要旨につきましては、先ほど申しました要旨と内容的には基本的に変わらない状況でございます。  引き続き、申し訳ございません、4ページを御覧いただけますでしょうか。  大きな2番でございます。旧足立区こども家庭支援センター跡地の状況についてでございます。  現状としましては、今、東綾瀬中学校の改築に伴う仮設校舎として使ってございます。  なお、この跡地につきましては、おおむね事業化については令和7年度以降に予定してございます。  続いて、大きな3番でございます。陳情に関する取り組み状況についてでございます。  (1)として「こどもが本と出会える場所」についてですが、後ほど綾瀬小学校のことに触れさせていただきますが、現在、近隣住区センター、また中央図書館等で、本と出会える場所の取組について実施しているところでございます。  続いて、(2)の「多目的な貸出施設」についてですが、こちら記載のとおりでございますが、現在については、各団体から御要望を受け、検討を継続しているところでございます。  (3)の、先ほども触れましたが、綾瀬駅周辺地区まちづくり協議会における、綾瀬地区を文化的に環境整備する審議についてでございますが、こちらも後ほど報告資料で説明いたしますが、区域、参加者、開催経過等については記載のとおりでございまして、後ほど触れさせていただきます。  (4)の綾瀬小学校図書館の活用についてでございますが、現在、7月2日から、地域開放型図書室「わくわくにこにこ図書の森」を開設させていただいたところでございます。  恐れ入ります。引き続き、報告資料の説明に入らせていただきます。  2ページでございます。  こちら大きな1番から御説明いたします。綾瀬駅東口周辺地区地区まちづくり計画変更素案についてでございます。これは別添資料をお付けしておりますが、後ほど御覧いただきたいと思います。  地区の将来像についての変更はございませんが、取組みの柱につきまして、一部内容について文言の精査、変更をさせていただいているところでございます。  続いて、大きな2番でございます。綾瀬駅周辺地区まちづくり協議会の開催結果についてでございます。  開催日時、場所は記載のとおりでございます。内容につきましては、大きくア、イ、ウ、エで記載させていただきました。  主な質疑でございますが、SDGsに関すること、駅前広場の整備に関すること、また、避難所の運営に関して、今後、マンションができるので対策についてどういったことが考えられますかという御質問をいただきました。  今後の予定ですが、8月にまちづくり協議会(第8回)の開催を予定してございます。  大きな3番です。綾瀬駅前開発用地建築計画の概要についてでございます。  こちらについて、事業者が住友不動産株式会社で、施工者は株式会社長谷工コーポレーション、住戸数は427戸で、令和7年3月の完成を予定しているところでございます。  4番でございます。先ほどの陳情の中でも触れさせていただきましたが、綾瀬小学校地域開放型図書室についてでございます。  7月2日に開設させていただいたところですが、(1)の利用対象者でございます。小学生、乳幼児と保護者、区内在住・在学・在勤となっていますが、プラスしまして、特別区22区、近隣市であります草加市、八潮市、川口市の居住者も利用できることになってございます。  続いて、4ページ目でございます。  東綾瀬中学校施設更新事業についてでございます。現在、旧こども家庭支援センター等跡地仮設校舎を造っておりますが、現在のところ、工事につきましては令和6年度中の完成を目指し、その後、解体、運営し、先ほども触れましたが、令和7年度以降に跡地の活用が可能になる状況でございます。 ○西の原えみ子 委員長  続いて、過去の審査状況につきまして、区議会事務局長に説明を求めます。 ◎区議会事務局長 本陳情につきましては、地域開放型図書室オープン後の状況や旧こども家庭支援センター跡地の開発動向などを注視していく必要があることから、継続審査となっているものでございます。 ○西の原えみ子 委員長  それでは、質疑に入ります。  何か質疑はありますか。 ◆はたの昭彦 委員  報告に沿って何点か御質問したいと思います。  まず、綾瀬駅東口周辺地区地区まちづくり計画、今回、改訂版ということで出されまして、新たに書き込まれるというか、直ったところが青い文字で記載されていると思いますけれども、中で赤文字で、「こちらの記載内容については、別途調整後、ご確認をお願いいたします」ということで書いてあるところが3か所ばかりあります。中を見ると、区有地の活用の部分かなと思うのですが、旧こども家庭支援センターの跡地の計画が今後つくられてくるということで、その進捗状況に合わせてまた変わってくるという理解でよろしいでしょうか。 ◎まちづくり課長 はたの委員おっしゃられるとおりでございます。  エリアデザイン調査特別委員会報告資料の2ページを御覧いただきますと、1番の(1)のイのところに、取組みの柱ということで表がございます。その表の中の④のところ、区有地を活用した区民ニーズを踏まえた施設の整備というところが、この地区まちづくり計画と対応しているところになります。現在内容について調整中ということで、この区有地の活用方針が出ましたら、赤い四角の記載が変更になりまして、案として完成していくというふうに考えてございます。 ◆はたの昭彦 委員  分かりました。それで、報告資料の2番の綾瀬駅周辺地区まちづくり協議会(第7回)の開催結果についての中で、SDGs未来都市の選定についてという項目がまちづくり協議会で報告をされているわけですけれども、足立区は、今回、SDGs未来都市自治体SDGsモデル事業をダブルで選定ということで、区長の本会議の挨拶の中でも綾瀬地区の事業を計画していくということで報告をされています。  当然、綾瀬エリアデザイン計画とリンクをしていくのかなと思うのですが、その辺どういうふうに進めていくのかということと、例えばリンクさせていくにしても、SDGsとなると所管が変わってくると思うので、その辺の兼ね合いはどうしていくのか教えていただきたい。 ◎政策経営部長 今、御質問いただきました自治体のSDGsモデル事業に関しましては、総務委員会の方で御報告をさせていただいております。まちづくり協議会の方にも、今回、計画の方は認定されたということで、今後の進め方について御説明をしております。  また、具体的にアヤセ未来会議等でどのような動きをしていくか、これから地域の方々も交えて議論するところでありますので、説明の内容の整理につきまして区議会事務局の方と御相談させていただきまして、できるだけ情報提供できるように努めてまいりたいと思います。 ◆はたの昭彦 委員  区長の記者会見資料の中で、これに関してアヤセ未来会議というのが設けられるということで、この中で、地域の課題等の解決に向けて人材を発掘してというか、こういう中で地域の課題やまちづくりなどの意見も聞いていくと思うのですが、それについての人材というのはどういう人たちを考えていて、この未来会議の中身をどう反映していくのか、エリアデザインについて。分かる範囲で教えてください。 ◎政策経営部長 エリアデザインも、北綾瀬も含めたかなり大きな広いエリアになってくるので、このモデル事業のところは、どちらかというと駅周辺を中心と考えておりますので、すぐにこのエリアデザインに影響するというところではないのですが、ただ、エリアデザインで言っているように、綾瀬の顔づくりというところには密接に連携してくると思いますので、これから少しその辺を検討してまいりたいと考えています。  あとアヤセ未来会議につきましても、これから地域の人たちを募って、具体的に課題だとかその場で一緒に活動していきたい、そういう人を募っていきたいと考えておりますので、人選等についてはこれから検討して御報告してまいりたいと考えております。  また、地域の課題だけではなくて、できれば子どもたちに体験とか実践とか、自分たちのこれからのロールモデルになるような大人の活躍を見ていただきたいと考えておりますので、それの連携も含めて今後調整をして、すみません、総務委員会というか、エリアデザイン調査特別委員会、どの辺まで情報提供できるか分からないですが、御報告をしていきたいと考えております。 ◆はたの昭彦 委員  実際については、今回のエリアデザイン等も含めて、アンケートの中で、まちづくりというか、地域の中になかなか参加しづらいという声がありましたので、そういう方たちがこういう場に参加できるような仕組みを是非つくっていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それと、綾瀬小学校地域開放型図書館「わくわくにこにこ図書の森」が7月2日からいよいよオープンしましたということで、事前の内覧会も参加をさせていただきまして、大型の絵本もあって、下に座って囲んで読み聞かせができるような雰囲気で、非常にいいなと思ったのですが、実際7月2日から始めて、どれぐらいの方が参加をして、参加してきた方からこういう声がありましたよというのがあったら教えてください。 ◎中央図書館長 オープンしたのが土曜日で、2日目が昨日ということで、利用状況の方ですけれども、オープン日が73名の方にお越しいただきました。昨日は52名の方にお越しいただいております。  私、2日間現場の方に入っておりまして、いろいろお声掛けしながら御感想を聞いてみたのですけれども、はたの委員おっしゃったように、例えばごろごろできるマットがあって、ふだん図書館ではできないような寝そべって本が読めるのがいいですとか、大型絵本が楽しいですとか、あと、今回御寄贈いただいた新しい本を結構多くそろえましたので、そういった定番で新しく読める本があってうれしいということで、非常に前向きな御感想を頂いているところです。 ◆はたの昭彦 委員  これがきっかけとなって子どもたちが本に親しめるということで、陳情でも本に親しめる場をということで、考えて、初めて足立区でこういう場ができたわけですから、より多くの子どもたちに御利用いただけるように、是非周知にこれからも努めていただきたいと思いますので、要望しておきます。 ◆古性重則 委員  この陳情の要旨の1番は、今お話があった綾瀬小学校の図書室がその役割を果たしてくれると思いますし、3番目の協議会についても、定期的にしっかりとやっているということですから、残るのは2番だけだと思います。  2番については、旧こども家庭支援センター等跡地しかないと思います。既にあそこは7年ぐらい放置した仮校舎になっていますが、これ完成するまでは10年掛かるということだったと思います。ですから、これをどこから、いつの時点で計画を進めるか、その対応スケジュールみたいなものは、まだできていないですか。 ◎政策経営部長 長年、地域の方々にお待たせしているというところがありますので、中学校の今の仮設校舎、それを解体するまでにいろいろ事業者公募を進めて、解体後にすぐ着手できるようなスケジュールで事業の方を組立てをしておるところです。 ◆古性重則 委員  ですから、解体する前には決めておかなくてはいけないわけですよ。いつからその計画を進めるか、スタートするか、そのタイムスケジュールみたいなもの。 ◎政策経営部長 事業者公募につきましては、地域にどういうものをつくるかというのは既に検討は着手しておりますので、改めて年度を一応確認します。年度のスケジュールに関しましては、今、確認して答弁させていただきます。 ◎資産管理課長 旧こども家庭支援センター等跡地の活用のタイムスケジュールでございますけれども、今年度から活用方針等々含めて検討している状況でございます。  今、政策経営部長から答弁ありましたように、令和7年度から土地活用できる状況になりますので、そこに向けて遅滞なく進められるように調整しているところでございます。 ◆古性重則 委員  大事なのは、計画の進め方だと思います。前回、7年前に東京建物が優先権を得たのに、結果的に凍結にしてしまったということもありますから、どういうものをつくるかということをしっかり詰めてやらないと、私はずっと言っていたのは、スポーツだからといってフィットネスクラブと、あとマンションということだったのですが、マンションはそれこそ学校の定数が増えるからやめようということを言ったのにマンションを計画した。フィットネスクラブも3店あったのが2店になってしまった、1店倒産というか、閉鎖してしまいました。  あれだけの計画を立ててやったのに、違ったのを推薦してしまったということもありますから、その前にしっかりもまなきゃいけないと思うので、本当にその計画を今からやっていってもらいたいなと思っています。 ◎政策経営部長 前回の綾瀬の担当者として、凍結になってお時間掛かったこと、地元の方に大変申し訳ないと考えております。  今回やるということは、同じことを繰り返せないと認識しておりますので、今、資産管理課長の方からありましたように、令和7年には活用できるというスケジュールを組んでおりますので、5年、6年できちんと地元と区議会の御意見を聞きながら、二度と同じような間違いをしないように、そこはきちんと検討を進めてまいりたいと考えております。 ◆古性重則 委員  前に、請願でバンケットということで申込みがありましたが、あれは採択したんですよね。  ただ、今考えてみると、コロナがあって、バンケットをもしつくっていたら大変なことになっていたなと思いますが、コロナが終わった時点では、やはりバンケットは絶対必要になってくると思いますので、核となるものはどうするかということを、まず決めてもらいたいなと思うのですが。 ◎政策経営部長 その時代時代によって求められているものは多分違うと思いますので、今、古性委員からお話がありましたように、どういうものが必要なのか、もう一度、改めて地域と議会の方にきちんと御相談をしながら進めていきたいと考えております。核となるものは必要だと考えております。 ◆古性重則 委員  核をしっかりお願いいたします。 ○西の原えみ子 委員長  他に質疑はございますか。 ◆へんみ圭二 委員  まず、SDGs未来都市モデル事業を綾瀬でということについて、総務委員会の方に報告をされているということで、ここの委員会でもどのようにするかというお話がありましたが、是非ここの委員会でも、重要なことになると思いますので、議論できるようにしていただきたいと私の方からもお願いしたいと思います。  少し内容をお聞きしたいのですが、アヤセ未来会議、いつからやるのかというのもまだこれからだということでしたが、メンバーの選定の方法についてもこれから決めるということでしょうか。 ◎政策経営部長 メンバーにつきましても、まず、一緒にここで活動していく事業者を公募しまして、そこからどれくらいの規模でやっていくか、どのようなジャンルの方にお声を掛けるか、それもきちんと検討した上で、これから声掛けをしていきたいと考えております。 ◆へんみ圭二 委員  公募のような形で広く募っていただくということも必要かなと思いますので、その検討状況も教えていただきたいと思います。  それと、西口の高架下については、東京メトロとJR、鉄道事業者との合意というのは取れているのでしょうか。 ◎政策経営部長 具体的には、まず、JRの高架下、特に人目に付かない方、そこを何とかしたいと考えております。JRとは既に協議を進めていて、お互い前向きに検討しているところでございます。ある程度文書による何らかの協定なりを結べるような状況に、今なりつつあるという状況でございます。 ◆へんみ圭二 委員  2つの鉄道事業者の方々とも連携を取って、一体的にやっていくというのが高架下には重要だと思いますので、そのあたりもしっかり進めていただきたいと思います。  これはシェアストアシェアキッチン、ワークショップなどにして、にぎわいの創出拠点とするということですが、なぜシェアストアとかシェアキッチンというものを西口の高架下につくろうということが決まったのでしょうか。 ◎政策経営部長 それはあくまでも例示としてお出しをしているだけで、必ずそれをつくりなさいという話ではありません。  ただ、そこにいろいろな人が、例えば時間帯とか曜日によって違う人がそこに参加することによって、多様な交わりができればというところで例示として挙げただけですので、これから改めて皆様の御意見を聞きながら、いろいろと参入する業者の方は決めていきたいと考えております。 ◆へんみ圭二 委員  そうすると、地域の方々ともこれからその高架下については議論していくということですかね。分かりました。  実は、地域の方々と、こういう話になっているんです、シェアストアができるということになっているんですというお話をしたときに、地域の方々は何も聞いていないということだったので、そうなると、地域の声も聞かないまま進められているのかという話になってしまいますので、これは例示だということも私も今知りましたので、そのことを地域の皆さんにもお伝えしたいと思いますが、是非そのことが分かりやすい形でこれから広報していっていただきたいと思いますが、どうですか。 ◎政策経営部長 申し訳ありません。このSDGs計画自体が選定を受けられるかどうかというところも含めまして、計画がどうしても先行してしまって、区議会の方にも御報告が遅れていて、プラス、地域の方にも御説明が遅れていたということで大変申し訳なく思っております。  それも含めて、先日、まちづくり協議会の方にまず第1弾として御説明しましたので、今後、地域の方々にも広く、今の現状と今後の進捗については細かく情報発信をして、一緒にできるような体制をつくっていきたいと考えております。 ◆へんみ圭二 委員  よろしくお願いします。  それと、綾瀬駅前開発用地フェンス、仮囲いが新しくなって、これからどうなるのかなと思っていたら、駅を出て一番目立つ、一番いい場所というのは住友不動産の宣伝に使われてしまって、それは住友不動産フェンスですから、しようがないのかもしれませんが、やはり区としても土地を今お貸ししている状況ですから、もう少し協力関係というものが結べるとよかったのかなと感じたりもします。  今は、参議院議員選挙の宣伝も少し貼ってもらっているようですけれども、今後、あのフェンスの空いている白い部分どのようにしていくのか。  特に、以前から私は求めていますが、まちが明るくなるような形であのフェンスの活用というものを考えていただきたいと思っているのですが、その状況について教えていただけますか。 ◎エリアデザイン計画担当課長 正に、今後、綾瀬のまちがどういうふうに変わっていくのかというところについて、まちが明るくなるというところも含めて、どういう形で表示ができたらいいのかというものについては、今、検討しております。  また、どの範囲で貼らせていただくのかというところについても、施工者と調整を進めている段階でございます。 ◆へんみ圭二 委員  そのあたりについても地域の方々とよく協議しながら、駅前が明るい雰囲気になるような形で進めていただきたいと思います。  そして、わくわくにこにこ図書の森についてですが、2日間で73人、52人ということでした。  初日、スタートしてすぐに私も伺ってみたのですが、見ている感じだと小学生が多くて、乳幼児よりは小学生の方が多いのかなという感じがしましたけれども、小学生と乳幼児の割合というのは、2日間でどれぐらいだったのでしょうか。 ◎中央図書館長 具体的な割合ですが、申し訳ございません、数字の方は取っていないのですが、へんみ委員おっしゃるように小学生が中心でした。  と申しますのも、今回、綾瀬小学校の方で、オープンの前日の金曜日に、校長先生が全校でPRしてくださったということもございましたので、綾瀬小学校のお子さんが非常に多く来ていただいたという状況です。 ◆へんみ圭二 委員  そのときにお話を伺うと、この作ったチラシが、       [資料を提示] 事前に近隣の学校とか幼稚園、保育園に配付ができなかったというお話だったので、以前からしっかり事前の周知をしてくださいねというお話もしていましたので、ちょっと残念だったなと思うのですが、チラシを配付できなかった理由というのは、どのような理由でしょうか。 ◎学校支援課長 私どもの仕事の進め方がまずく、オープンまでに間に合わなかったということで、大変反省しているところでございます。  今週中には、地域内の全小学校と就学前施設に配付する予定です。また、町会・自治会の方にも掲示や回覧をお願いする予定でございます。申し訳ございませんでした。 ◆へんみ圭二 委員  実際にこのチラシを近所の乳幼児のいる保護者の方々にも見せて、こういうものができたんですよということで自分の方でもお知らせしたのですが、このチラシを見て、乳幼児を連れて行っていいということが、ぱっと見であまり分からないということでした。中をよく読めば分かりますけれども、乳幼児を連れていると、図書館に行って騒いでしまって、そういうのは大丈夫なのかあまり分からないということです。  今回、作ってこれから配るということですけれども、次回は、もう少し乳幼児の保護者の皆さんにも分かりやすいように、来てくださいという告知ができるようなチラシの作り方をしていただきたいと思うのですが、その点についてはどうでしょうか。 ◎学校支援課長 今、へんみ委員から意見を頂きましたので、今後はそのように対応していくとともに、今回チラシを配付する際にも、各施設には、乳幼児の方が自由に使えるというところを、チラシを配付するだけでなく施設の方にも伝えてPRしていきたいと考えてございます。 ◆へんみ圭二 委員  これからチラシを配るということで、就学前の施設に配るということでしたけれども、保育園、幼稚園に通っていない乳幼児の保護者にどのように伝えるのかというところは、何かやられることはありますか。 ◎中央図書館長 チラシの配付先ですけれども、学校ですとか幼稚園、保育園以外にも、例えば児童館ですとか子育てサロン、あとは区内の小児科、綾瀬近辺の小児科の方にお配りしたいと思います。そういった形でフォローしていきたいと思っております。 ◆へんみ圭二 委員  分かりました。ここの場所に来るきっかけづくりとして一つ思ったのは、1歳半健診の絵本の受け取り場所もここにすると、ここに来るきっかけになると思いますので、そういう取組というのも一つ考えていただきたいなと思います。
     あと7月2日、当日私も伺ったときに、その日は当日なので部長も課長もいらっしゃって、中央図書館長もいらっしゃってということで、区の職員の方がたくさんいらっしゃったのですが、これからは委託事業者の方が大体いつも何人ぐらいいらっしゃる形になるのですか。 ◎中央図書館長 4名になります。図書館の中の運営に携わるスタッフが2人と、用務のスタッフが2人という形になります。 ◆へんみ圭二 委員  分かりました。これからしっかり周知をして乳幼児も増えてくると、人数があまり少ない状況だと大丈夫かなということも感じたのですが、その部分では、もう少しボランティアの方々の活用というものもしっかり進めていただきたいなと思っています。  そのボランティアの皆さんとの連携というのは、これからどのような方針ですか。 ◎中央図書館長 今、ボランティア団体、1団体の方と実は御相談をさせていただいております。  具体的には、開設日には午前と午後に読み語りのイベントをやるのですけれども、そこで御協力いただけないかという形で御相談をさせていただいております。  例えば運営周りの全般、人の誘導ですとか、そういったところまでのボランティアの活用は、今、検討の方は至っていない状況です。 ◆へんみ圭二 委員  そのあたりの検討もしていただくと同時に、10時からのおはなし会、私も見させていただいたのですが、あのおはなし会もそうしたボランティアの方々と連携を取って、より魅力的なおはなし会になるようにしていっていただきたいと思います。  最後に、このわくわくにこにこ図書の森ができたということで、その活用方法ですとか、どのようなことをやっているのかということをもう少しインターネットの方で周知することができるのではないか、例えば専用のホームページを作ってもう少し周知をしてもいいでしょうし、区のホームページで案内しているのは分かりますが、あれだとなかなか内容というのが分かりにくいですから、もうちょっと分かりやすい形で周知できるようにしていただきたいと思うのですが、いかがですか。 ◎中央図書館長 ホームページにつきましては、へんみ委員おっしゃるように、御利用のルールですとか、簡単な御案内にとどまってしまっていますので、今後、工夫していきたいと思っております。  それ以外のところでインターネット活用ということですと、昨日とおとといもそうだったのですが、開設した日にはSNSをなるべく多く出すですとか、そういった形で頻繁にPRをしていけるように考えております。 ○西の原えみ子 委員長  他に質疑はございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○西の原えみ子 委員長  質疑なしと認めます。  次に、各会派から意見を求めます。 ◆鹿浜昭 委員  3つの陳情に対しては、大分図書等の進展もありまして、徐々にですけれども、いろいろな意味で進んでいるかと思います。  そういった意味で、まだまだこれからいろいろと、図書の進行状況、図書室を見るような必要性もあるかと思いますので、継続でお願いします。 ◆小泉ひろし 委員  先ほど報告がありました図書のことにつきましても、また、今後まちづくりを進めていく上でも、陳情にある項目について、区としても力を入れて取り組んでいることと思います。今後の進展を見る意味でも、継続とさせていただきます。 ◆はたの昭彦 委員  エリアデザイン計画の進捗に合わせた議論も必要ですので、継続を求めます。 ◆おぐら修平 委員  継続でお願いします。 ◆へんみ圭二 委員  今回、わくわくにこにこ図書の森ができて、図書環境というのは一歩改善はされましたけれども、ただ、平日の乳幼児の子たちはどうするのかとか、中学生、高校生は今回わくわくにこにこ図書の森の対象になっていませんから、そうした読書環境を更に推進していくためにはどうするのかということは、これからも議論していく必要があると思いますので、継続でお願いいたします。 ○西の原えみ子 委員長  本件は、継続審査とすることに御異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○西の原えみ子 委員長  御異議ないと認め、継続審査と決定いたしました。  次に、(2)元受理番号27 西新井駅及び周辺の改善を求める陳情を単独議題といたします。前回は継続審査であります。  また、報告事項⑧西新井・梅島エリアデザインの取組み状況についてが本陳情と関連しておりますので、併せて執行機関より説明を求めます。 ◎エリアデザイン推進室長 陳情説明資料、続いて6ページ御覧いただけますでしょうか。  今回の陳情の要旨でございます。  1点目として、西新井駅西口につきましては、東武鉄道に対して開発の計画を策定し明らかにするようにということと、エレベーター、エスカレーターの設置ということでございます。  2つ目としましては、パサージオ前の道路が狭いので、こちらについての改善の計画を立ててください。  次に、西新井駅の東口でございますが、受動喫煙防止のためのコンテナもないので、利用しやすいように改善してくださいという趣旨でございます。  引き続き、内容及び経過でございます。  まず、西新井駅西口につきましては、記載のとおりでございますが、一部解体工事が終わりまして、以下、東武鉄道に対する整備に関する検討会、要望書の提出等を行っております。また、交通広場に関しましては、令和4年4月に事業認可を取得したところでございます。  続いて、西新井駅東口につきましては、まちづくり協議会に関する事項を記載させていただいております。  また、喫煙所につきましては、令和3年3月に環状七号線沿いにコンテナ型喫煙所を設けさせていただきました。  まちづくり構想につきましては、現在策定しておりまして、今後、「みどり豊かでにぎわいのある災害に強いまち」を目指してということで策定させていただきました。  引き続き、報告資料の説明をさせていただきます。  資料29ページでございます。  西新井・梅島エリアデザインの取組み状況についてでございます。  まず、西新井駅西口の取組状況でございますが、現在、西口の交通広場の完成予想図の掲示をさせていただいております。  また、交通広場入口の交差点改良につきましては、改良の目的、改良工事内容につきまして記載させていただいていますが、一部分歩道を拡幅して横断歩道の長さを短くする対策を取りたいと考えてございます。  また、仮設階段等整備工事でございますが、令和3年9月30日に着手し、今年の9月に完成を予定してございます。  引き続き30ページでございます。  (4)駅ビル解体の予定ですが、令和4年度上半期から、既存階段、旧トスカ西館の解体を予定してございます。  その他のところでございますが、こちらの記載のとおりでございます。  続いて、大きな2番、亀田トレイン通りの信号機設置に向けた協議状況についてでございます。  (2)設置の経緯でございますが、亀田トレイン通りが開通しまして、3つ目の中黒のところでございますが、令和3年10月に西新井警察署に要望書を提出させていただいております。34ページが、その別紙でございます。  そのような状況がございまして、引き続き警視庁と協議して、設置に向けて取り組んでまいります。  大きな3番、梅田八丁目複合施設の整備に向けた進捗状況についてでございます。  本年3月に基本構想及び基本計画を策定いたしました。今後、用地取得等を始めまして、基本設計、実施設計、建築工事に着手で、令和9年度の開館を予定しております。  これまでの経緯は記載のとおりでございます。 ○西の原えみ子 委員長  続いて、過去の審査状況につきまして、区議会事務局長に説明を求めます。 ◎区議会事務局長 本陳情につきましては、西新井駅前交通広場や西新井公園の今後の状況を注視していく必要があることから、継続審査となっているものでございます。 ○西の原えみ子 委員長  それでは、質疑に入ります。 ◆かねだ正 委員  何点か質問させていただきたいと思います。  まず、完成予想図が西口にお示しいただけたということはよかったなと思うのですが、残念なことに、西口の全体像ではなくて、あくまで駅前の交通広場、区でできる部分だけというのは、利用者の方、また地域の住民の方にとっても、まだまだ全体像が見えてこないので非常に残念です。  逆を言えば、この資料を見て、この空白のところは何ができるんですかと。白くなっているところ、ここに何ができるんですかと質問を受けるぐらいで、逆にこういう建物ができるんですかと言う方もいるぐらいだから、早くこの部分、空白になっている建物の部分を、広場だけではなくて一体的な形でお示しができるように、これ何度も言っていますけれども、東武鉄道の方に働き掛けていただきたいなと思っています。これは要望しておきます。  交通広場の入り口の交差点の改良についてですが、この点も、交通広場の入り口の部分、2つ横断歩道があるというのは非常に危険性もあるし、交通の利便性も悪いという指摘はずっとさせていただいています。  今回、これは自動的に、歩道を拡幅するからその分横断歩道が短くなるということだと思いますが、33ページを見ると、2つの歩道が生きたままになっています。あくまで距離は短くなっています、歩道の距離は。  これで抜本的に、ここの入り口の部分の危険性、また利便性の悪さが解消できると思っていいのですか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 こちらの交差点の入り口の工事に関しましては、短期にできるということで、抜本的な解決ではないと考えてございます。 ◆かねだ正 委員  そうですよね。前にも、最終的には1本にしていきたいと考えていますという話だったのですが、今回こういうふうに示されてしまうと、またこのままなのかなと思ってしまいますが、区の方針としては変わっていないということでいいんですね。 ◎中部地区まちづくり担当課長 交通広場の将来形に関しましては、横断歩道を1本にするという方針が示されておりますし、パースの中でも横断歩道は1本記載されているという状況でございます。 ◆かねだ正 委員  理解されていると思いますけれども、幾らこれ短くなっても抜本的な解決にならないので、危険性については短くなった分少しは改善される部分があるのかもしれないけれども、利便性についても。抜本的にはならないので、最終的な1本という方針はこれからも持ち続けていただいて、必ず実現をしていただきたいと思います。  それと、30ページ、7月に旧トスカ西館前にある時間貸し駐輪場が撤去されるということで、ここ非常に台数も多くて、駅が目の前ですから、特に通勤客の方含めて、非常に利便性の高い駐輪場だったんです。また、近隣に大きな駐輪場がないんですよ、いろいろ見て回っても。  だから、ここがなくなってしまうということは、それらを活用されている方にとって非常に大きなマイナスになってしまうけれども、それについては、東武鉄道と何か話はされていますか。 ◎駐輪場対策担当課長 かねだ委員御発言のとおり、こちらにつきましては、先月の6月23日に、東武鉄道の方で一時貸しの駐輪場として300台が閉鎖されています。私どもの方で、それに代わる一時利用ができる民間の駐輪場を昨年度調査しているのですが、パサージオ西新井のお隣に約230台、数は少なくなりますけれども、北の方にも1か所ありまして、合計2か所で240台ぐらいの一時駐輪場があって、空き台数として35台ぐらいは空いている状況でございます。去年の状況でございますが。  ただし、かねだ委員おっしゃるとおり、やはり利用者が多いものですから、区といたしましては、駅周辺の駐輪場の円滑な運営は鉄道事業者の責務の一つとも考えておりますので、鉄道事業者に対して、今後、必要に応じて代替駐輪場の整備等を要望していきたいと考えております。 ◆かねだ正 委員  今おっしゃったパサージオのところというのは、駅から見てパサージオの裏にある駐輪場のことを言っていると思うけれども、そこも非常に距離的にはあるんですよ。  もっと言えば、あそこの駐輪場に止めたら、今度はまた横断歩道を渡って来なきゃいけないから、右から大きく迂回して来ればいいんだけれども、距離も非常にあるところです。  さっき35台って言いましたか。 ◎駐輪場対策担当課長 パサージオともう1か所を合わせて、去年の10月の調査の結果ですけれども、35台ぐらい空き台数があったということでございます。 ◆かねだ正 委員  300台止められる駐輪場がなくなって、近隣で35台ありますと言っても、それが改善策になるのか、これは僕でなくても思うと思います。  これはどうしていこうと思っているのですか。さっき駐輪対策含めて鉄道事業者も責務だし、区にとっても責務だと思うんですよ。その改善策はどうしていくのか、考えておられるのですか。 ◎駐輪場対策担当課長 かねだ委員御発言のとおり、民間の駐輪場のキャパシティとしては不足しているのが現状でございます。  区といたしましては、先ほど鉄道事業者への要望もお話ししましたけれども、今後、将来予測される駅周辺の商業施設等が整備されれば、区の条例に基づきまして、附置義務という形で、新たな駐輪場の整備等も要望していきたいと考えていますので、今すぐ短期的な対策というのは難しいですけれども、中長期的に取り組んでまいりたいと考えております。 ◆かねだ正 委員  これ対策すぐ取り組んでもらいたいというのもありますけれども、要は、申し訳ないれども、後から区の方から、閉鎖されましたという報告なわけですよ、今日の委員会が。  事前に説明のときには聞いてくるけれども、恐らく区の方も、多分いきなり東武鉄道に言われたのだと思います、7月に撤去しますよということを。その辺が東武鉄道と情報交換等々はできているのかなと思うのですが、その辺についてはどう思っていますか。  事前にこれをつかんでいれば、もっと対策を打てたと思うんですよ。それが、撤去されてから対策組もうというふうになってしまっているので、それについていかがですか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 東武鉄道の窓口、私の方でやってございます。6月の末ということで、6月10日頃東武鉄道から連絡が来て、それからという形で、東武鉄道がどのようなチラシを置くのか、いつからなのかというようなやり取りをして今日を迎えてございます。後手後手になってしまって、誠に申し訳ございません。  今後、東武鉄道といろいろなつながりがありますので、その中で何度も何度も伝えて、最新の情報を早めに出していただけるようにしていきたいと考えてございます。 ◆かねだ正 委員  今の話だと、6月いっぱいでなくなりますという連絡が6月10日に来ているんですよ、東武鉄道から。それ、つながりがあるの。つながりがあったらもっと早く来るでしょう、せめて数か月前には。だって、分かっていることですもの、向こうからすれば。撤去する、これ6月10日に決めたわけがないもの。  6月10日に決めて6月いっぱいで撤去するなどというのは、事業者をどうするのか、計画はどうするのか、もっと前に決まっている話ですよ。それが全然連絡がない。これつながりがあるというのは、ないとしか思えません。その辺についてはいかがでしょうか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 つながりがある、ない、大変申し訳ございません、結果としてこういう形になってしまいました。  東武鉄道からは、解体の時期は仮設階段が完成してからと、ちょっと言い訳じみてしまいますが、というお話だけしか来ていませんでしたので、区の方も、区というのか、私の方はその時期になったら閉鎖解体するのかなと思っていたところ、少しでも解体を早めたいということでお知らせがありまして、駐輪場だけでも早く撤去して解体の準備に入りたいというお話でした。誠に申し訳ございませんでした。 ◆かねだ正 委員  こういう結果になってしまったことを何度も言ってもしようがないから。一つとしては、そういうつながりがあるのならきちっと、これ一番被害を被るのは区民の方々ですよ、使っている方々。そういう方たちにとってマイナスに、例えばもうちょっと時間があればいろいろ区の方も対応できたわけだから。  その辺について、被害を被るのは区民の方々なのできちっと東武鉄道に、これは公共的な部分が非常に大きいものだから、もっと早く連絡等々を区と取っていただけるように、これは厳しく要望しておきます。  それと、エスカレーターが令和4年9月にできることによって、先ほど申し上げた駐輪場並びに階段が撤去されてしまうんですね。急階段が解体されます。それで、エスカレーター1本になって、動線が大きく変わっていくということになります。  いい面としては、こちらにエスカレーターができることによって、先ほど申し上げた交通広場の入り口のところの歩道橋を使わないケースで安全性が少し担保されて、非常にいい部分もあるのかなと思いますが、やはりこれきちっとした周知をして、動線をお示ししておかないと、区民の方々戸惑う方もいらっしゃると思うので、その辺については、そんなに時間もないですけれども、これからの周知方法についてはどのようにお考えですか。どのように東武鉄道と話しているのですか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 こちらの動線の方につきましては、東武鉄道と協議をしておりまして、駅周辺への事前の掲示を行います。あと、供用開始に合わせまして、東武鉄道の方で誘導員を配置していただけるという話になってございます。  具体的な誘導員の配置の時間とか、事前の掲示も何週間前から掲示するかは、これからの協議になってございます。 ◆かねだ正 委員  最後にします。決して僕は、区が東武鉄道に対して働き掛けをしていないとは思っていません。一所懸命やられているのは分かっています。東武鉄道の方がいろいろな計画等についていきなり示して来る部分があるということは分かっています。  ただ、最終的には、さっきも申し上げたとおり、区民の方々にマイナス部分を背負っていただくことになるので、一つでも今回みたいなことがないように、そうでなくても全体計画示してくれていないわけだから、細かい計画については、なるべく事前に早めに教えていただけるように、これからいろいろなことが出てくると思うので、これは働き掛けを続けてください。 ◆小泉ひろし 委員  今、かねだ委員からも質問があったのでそれは除きます。  この西新井駅西口の交通広場、また急階段ということは、利用者にとってもまちの人にとっても長年の悲願だったと思います。都市計画の決定、また変更を経て、10年、20年どころではないことがやっとスタートしたということで、私たちも署名活動とかさんざんやってまいりましたし、皆さんの要望も、行政も含めて東武鉄道などに要望してまいりましたけれども、いよいよ動き出して、区の方でもお知らせコーナーに完成予想図の掲示をして、区民の利用者の皆さんも関心が本当に高まったのですが、今もございましたけれども、既存の階段は閉鎖して、新たな仮説の階段等を利用することで9月を予定していると。  この辺、エスカレーターについても用意してあるかと思うけれども、エスカレーターの利用も含めて、9月に間違いなく利用できるか確認します。 ◎中部地区まちづくり担当課長 今年9月には、階段だけではなく、エスカレーター上り下り、エレベーターも一緒に出来上がる予定でございます。出来上がります。 ◆小泉ひろし 委員  ここは、階段が仮設でできたということよりも、長年の悲願というのは、あの急な階段を何とかしてくれと。エレベーターも同時にできればいいけれども、エスカレーターが同時に使えるということは、多少利用の動線は変わるけれども、本当に待望のという形だと思います。その辺は、仮設の利用等、間違いなく利用できるということを区としても確認をお願いしたいと思います。  当然、人の流れというのは大分変わりますので、全体が完成するまでの間、区としても周知というか、その辺をしっかりとお願いしたいと思います。  東口については、陳情の中にも出ていましたけれども、喫煙所の設置については、コンテナ型喫煙所を環状七号線の緑地帯に設置済みで、私、昨日も見てきました。利用状況いいのかな、人気があるのかな、利用者がいるんだなということを見たのと、以前は、マクドナルドの前というか、コンビニの前というか、あの辺ですごく目立つ形での喫煙場所でしたけれども、利用状況については、設置後、良好な使われ方をしているのではないかなと思うのですが、いかがでしょうか。
    ◎地域調整課長 場所が駅を降りて少し離れてはいるのですが、あの場所が分かり次第、皆さんそちらを御利用いただいておりますので、今のところ問題なく順調に利用されております。 ◆小泉ひろし 委員  東口の駅前というか、マクドナルドの前というか、確かに上が青天井で、駅に近いということですけれども、外観上とかいろいろなことを考えると、そんなに遠くないし、かえって目立たなくて利用しやすいのか、設置場所としてはそんな不足はないのかなと思います。  今後、その他ございますけれども、これから期待しておりますので、しっかりとよろしくお願いします。 ◆水野あゆみ 委員  私からも何点かお伺いいたします。  すみません、今回エリアデザイン調査特別委員会初めてということで、確認の意味も込めてお伺いしたいのですが、この西新井駅の東西自由通路というのは、近隣に住んでいる方たちからは、いまだに望まれている声が多くあるかなと思います。特に自転車で通れるだとか、そういうことに関しては、区としての考え方、またそれに至った理由というのを知りたいのですが、教えてください。 ◎中部地区まちづくり担当課長 東西自由通路に関しましては、過去に検討した時期がございます。そのときには、東西自由通路、既存の通路活用、地下通路という形で検討させていただきました。  東武鉄道からは、駅の改修はなく、駅ビルの改修だけでというお話が出てきましたので、結果として、東西自由通路ではなく既存の通路を活用して駅ビルを建て替えるという話で、現在、動いている最中でございます。  あと、東西自由通路になりましたらば自転車はそこを通れる。地下通路の場合は通れますが、既存通路活用案の場合につきましては、東武鉄道が管理しているということで、自転車は線路の上を東西に通れない状況のままになってございます。 ◆水野あゆみ 委員  分かりました。どんな駅ビルが建つのかというのもこれからだと思いますけれども、本当に多くの声がありますので、そういったことも諦めずに、検討の中には入れておいてほしいなと思います。  例えば北綾瀬駅などはペデストリアンデッキができる、西新井駅はできないのかなとか、あっち側から坂で登ってこられるような、そういうのができたら通れるのではないかとか、素人目線では考えてしまうのですが、いろいろなことも検討の中に入れておいていただきたいなと思います。  あと、仮設階段が間もなく設置されるということですけれども、視覚障がいのある方から危険だということで御指摘いただいたのが、西口の階段の方は段鼻というのがところどころ付いているのですが、視覚障がいの方が分かるような印、その段鼻が付いている箇所と付いていない箇所があって、それが余計に危険だということで、私もちょっと見てきたのですが、付いている箇所と付いていない箇所がありました。  東口については、全く段鼻が付いていないという状況だったので、仮設階段を造るときにはもちろん設置していただけると思いますけれども、新しい方は設置をしてほしいというところと、東口についても既存の階段を使い続けると思うので、そこもしっかり東武鉄道に要望していただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 ユニバーサルデザインの考え方に基づいて、新しい方はできると思います。既存の東口の階段についても、同様の考え方に基づいて東武鉄道に要請していきたいと考えてございます。 ◆水野あゆみ 委員  お願いいたします。最後に、先ほど小泉委員からもありましたコンテナ型の喫煙所、あれも何段か階段を上がる感じで利用するタイプだったと思いますけれども、車椅子の方とか足の悪い方などは御利用できるのかなと思ったのですが、その辺はどうでしょうか。 ◎地域調整課長 車椅子の方には、スロープが付いておりますので、スロープで入れるようになっております。 ◆水野あゆみ 委員  分かりました。すみません、一瞬見ただけでは付いていないように見えてしまったのですが、付いているということでしたら大丈夫です。  あと、中が丸見えになってしまうので、前々から要望があった目隠しというか、目線の部分だけ隠れるような、そういうのも要望がありますので、お願いしたいと思います。 ◆はたの昭彦 委員  私からも2点ばかり。9月に仮設エレベーターが付いて動線が変わるということで、先ほどかねだ委員からもあったように、安全対策の面からも、この横断歩道を渡らないような動線で誘導ということです。  このエスカレーターを降りてくると、西新井駅の場合、喫煙所がちょうど真下にあって、私も、時々、あの横の駐車場を利用すると、煙がもくもくというか、臭いが漂ってきて、パーティション型のものだから余計に煙が漂ってくるのですが、受動喫煙防止の見地からも、移動も含めた煙対策が必要だと思いますが、いかがでしょうか。 ◎地域調整課長 西口の喫煙所につきましては、まだ仮設という形で運用しております。駅前広場ができたら、その中で整備できるように調整したいと思っておりますけれども、今現状の中では、あの駐車場のスペースの中で、利用状況を見ながら、どこかに移せるようであれば検討したいと考えております。 ◆はたの昭彦 委員  仮設のエスカレーターができて動線が変わる。駅前広場ができれば考えるというのでは、今の仮設の状況で動線が変わったときに全然対策にならないわけですよ。実際に利用する方から、たばこを吸わない方から苦情が出そうなことは予想されるわけですよ。  そういう中で、今でも煙に対しての声があるわけですから、何とか対策をしていただきたいと思って言っているのですが、どうなんですかね。改めてお願いします。 ◎地域調整課長 失礼いたしました。既存の中では、場所があれば移したいと考えておりますけれども、それまでは、もしあれでしたら、パーティションの高さを少し上げるとか、できる対策をして、通行者に迷惑が掛からないような対策をしたいと考えております。 ◆はたの昭彦 委員  是非よろしくお願いしたいと思います。  先ほど一時利用の駐輪場が撤去されてしまったということで、かねだ委員から何点か質問ありましたけれども、北綾瀬の駅前も、交通広場整備ということで駐輪場があったのが撤去されて、そこは事業者の方から声もあって事前に対策を取って、仮設の駐輪場を整備して本設もというふうになったわけですけれども、新しく確保した。どうして北綾瀬駅でそういうことができて、西新井駅ではできないのかと、聞いていて思ったんですね。  東武鉄道と意思の疎通があまりうまくいっていないのではないかという印象を受けたのですが、その辺どうなのでしょうか。 ◎都市建設部長 東武鉄道と意思疎通がきちんとできているかというと、至らない部分はかなりあると私も思っています。  駐輪場に関しては、もう少し先だなというような情報は持っていたのですが、今回は本当に急にお話が来ました。  ただ、駅前の駐輪場の代替というのは、なかなか土地がなくて、たまたま北綾瀬駅の場合はできましたけれども、必ずできるわけではないと考えています。  今回、特に時間貸しなものですから、一般の民間駐輪場に空いているところは、実は月ぎめはありますけれども、それを時間貸しにしてくれというのはなかなか難しくて、人がいないといけないという状況なので、今、対策に苦慮している状況でございます。  また、周りの状況を見ながら、可能な限り対策をしたいと思っていますけれども、早急に今造れるかというと、なかなか難しい状況でございます。 ◆はたの昭彦 委員  詳しくは私も分からないですが、時間貸しといっても、今、駅前にこういう時間貸しで1時間幾ら、何時間超えると100円入れる、そういう駐輪場ですよね。  そうすると、どこの駅も、一時利用というか、一時貸しといっても、月ぎめの駐輪場が空いてなくて、それを利用して通勤に使っている方はいっぱいいるわけですよ。先ほどの答弁だと、商業施設ができればその附帯義務として駐輪場ができるという話がありましたけれども、駅ビルの附帯の駐輪場というのは、その駅ビルを利用するための駐輪場であって、通勤とかの利用のための駐輪場ではないわけですよ。  だから、そもそも西新井の駅前の駐輪場対策というのを区がどう考えているのか。月ぎめとか区営の駐輪場を今後増やす方向で、何とか計画を持ってやっていくという立場が必要ではないかと思うのですが、いかがですか。 ◎副区長 かねだ委員からも御指摘をいただいて、本当にごもっともでございます。東武鉄道と総合的な協議ができていないということ、本当に反省をしております。  まず、実態を早急に調べるとともに、何ができるか対策を講じるとともに、これから細かい点も含めて東武鉄道がどういう段階で何をやっているのか、この情報をしっかり取れるようにやっていきたいと思います。 ◆はたの昭彦 委員  私が言うのも何ですけれども、北綾瀬の駅前でエレベーターができて、ペデストリアンデッキができるということで、かなりの予算を投じているわけですよ。一方で、西新井の駅前については、今、ペデストリアンデッキできないのかという話が出ていましたけれども、例えば地下に駐輪場を整備している自治体もあるわけですよ、場所がないから。  そういう工夫をしながら、駐輪場を区が主体的に造っていくという立場を取っていくべきと思いますが、改めていかがでしょうか。 ◎副区長 今、止まっていた300台の自転車が実際どこに行っているのか。そういうことも含めて調査をして、対策を講じてまいります。 ○西の原えみ子 委員長  他に質疑はありますか。 ◆おぐら修平 委員  私からも、西新井の駐輪場についてです。  既に多くの委員の皆さんからもこの質問されていますけれども、6月10日頃に連絡が来て、いきなり6月末に撤去というのも、ちょっとあり得ないと私も驚愕しているというか、何でこんなに急な話で、しかも対策も取られないということに、すごく疑問と憤りといろいろなものがあります。  さっき副区長からも、調査するということがありました。と同時に、利用者の皆さんも、さっきはたの委員も少し触れられましたけれども、結局月ぎめで止めるところがないから、一時利用を早い時間から利用されている方も相当数いらっしゃるはずです。  その調査と同時に、利用者の皆さん、これ一時利用ですからどこにいるのか分からない、非常に難しいのは百も承知ですが、駐輪場がどこにあって、区としても、こういう対策を進めています、例えば来月ここに何台駐輪場ができますよとか、そういう情報をウェブ及びアナログでいろいろなところに告知のポスターでも貼る、ビラを配るでもいいですし、ありとあらゆる方法で、とにかく多くの利用者の皆さんが混乱を招かないように対策を打っていくべきだと思います。  この具体的な対策について、先ほども答弁ありますけれども、お願いします。 ◎駐輪場対策担当課長 先ほどの副区長の答弁のとおり、まずは、300台がどこへ行ったかというのは調査をしっかりしたいと思います。  また、私どもが持っている区営の駐輪場の状況でございますけれども、時間貸しの一時利用ができる駐輪場が、少し離れてしまいますが、東武鉄道の高架下の西新井のところに140台ぐらいございます。まだちょっとキャパシティもございますので、どうしても必要な方につきましては、こちらの方の誘導もさせていただきたいと考えております。 ◆おぐら修平 委員  今の答弁を聞くと、今でも区の空いているところがあるから、そっちへ誘導するからいいんだというふうな受け止め方、うがった捉え方をするとそういうふうに受け止めてしまうのですが、利用者からしたら、さっきもかねだ委員も触れられましたけれども、駅前にあるところを遠くまでわざわざ行くのは大変じゃないですか。  ちょっと方向は変わりますけれども、パサージオのところにしても、横断歩道の問題、朝の通勤で一番人が殺到する中で、更にそういった人たちが増えるというリスクもあります。単純に遠くの空いているところに誘導すればそこに利用者がちゃんと流れるか、流れません。これ、私、今まで日暮里・舎人ライナーの問題でもさんざん指摘してきました。  そういうこともしっかり考慮して対策を打っていただきたいと思うのですが、いかがですか。 ◎副区長 度々の御指摘ごもっともでございますので、しっかりと調査をするとともに、何ができるか、それを出させていただきたいと思います。 ◆おぐら修平 委員  お願いします。 ○西の原えみ子 委員長  他に質疑はございますか。 ◆へんみ圭二 委員  この駐輪場が突然閉鎖になるということについては、東武鉄道の方に、直前の連絡ということについて抗議をされたりしているのでしょうか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 私の方では、抗議という形では取ってはございません。閉鎖する2週間前程度でしたので、早く情報を頂きたい、次このようなことがないようにという意味合いの協議の内容でございます。 ◆へんみ圭二 委員  以前から、この西新井駅のことについて東武鉄道と連携が取れていないのではないかという話がある中で、今回こうした事態が生まれているわけですから、抗議をして全面対決のようになってしまうことを避けるのか、それとももう少し違うやり方があるのかというのは分かりませんが、これから西新井の駅ビルについてもそうですし、竹ノ塚駅の高架下についても東武鉄道と連携を取って進めていかなくてはならないことがたくさんありますから、その点についてはどのように東武鉄道と連携を深めていくのか、区としてどう考えているのか、しっかりと教えていただきたいと思いますが、いかがですか。 ◎都市建設部長 東武鉄道とは、竹ノ塚駅を一緒にずっとやってきたので、それなりに協力関係を築いていると私は思っています。ただ、実際に現場のスケジュール感だとか、そういうものの感覚が我々とはちょっと違うのかなと思っています。  それについては、度々申し上げているところですけれども、向こうとしても言い分はあるでしょうけれども、しっかり情報をもらえるように、ただ、決まらないと情報をくれないという状況は多分にあるので、中途半端な情報では今後もなかなか難しいですが、だから、早く計画をつくってくれというのを強く言っていきたいなと思っています。 ◆へんみ圭二 委員  協力関係がないからこういうふうになっているわけですし、計画が決まったら早く教えてくれということではなくて、計画ができる前からしっかりと連携をして、区としてよりよいまちをつくっていくために、一緒にやっていくんだということをもっともっと東武鉄道の方とやっていく必要があると思います。  その点について、今の答弁だとちょっと心配だなという気がしてしまいますが、このままその体制で行ってしまうのですか。 ◎都市建設部長 申し訳ありません、ちょっと言い方を間違えました。当然、計画も一緒につくっている状況ですけれども、例えば外部に出す時期について、かなり会社としてシビアな部分があって、なかなか我々も最終版まで行かない。事前のところまでは一緒にやりますけれども、最終的に決まるまでに東武鉄道は少し時間が掛かるなというような状況でございます。  一緒にやっていないのではなくて、まちづくりはずっと一緒に取り組んでいる状況でございます。 ◆伊藤のぶゆき 委員  他の委員からさんざんあったので、駐輪場の件で今更かもしれませんが、6月10日に話が来て、6月いっぱいで撤去されてしまって、東武鉄道との連携関係はあるというお話です。  まちづくりをしていく中で、今言ったように時期がいつになったのか分からないですが、行く行くなくなるのが目に見えていて、副区長がおっしゃっているように、都市建設部長がおっしゃっているように、なかなかそういう空き地がないと。代替地がないから、なかなか厳しいというお話です。  そうしていくと、北綾瀬駅のときも、北綾瀬駅はたまたま公園があって空き地があったから、何とか収まったという話だったかもしれないけれども、駐輪場対策担当課というのは、中部地区まちづくり担当課もそうですが、まちづくりをしていく中で、それがなくなるというのが行く行く分かっているのに、時期がいつだったから間に合わなかった、急だったからどうだったという話ではなくて、どういう考えでまちの中の駐輪場というものに対して行政は思っているのか。  さっき言った300台がどこかに行っているという話になって、これで西新井駅の放置自転車が増えたり、盗難車が増えたりというときに、それも当然原因の一つになってくると思います。  中部地区まちづくり担当課と駐輪場対策担当課として、今後まちづくりをしていく中で、なくなるのか分かっているのに、いつの段階で検討し始めるのですか。 ◎駐輪場対策担当課長 今回の西新井駅につきましては、区の駐輪場対策が後手に回ったことは大変申し訳ないと思っております。  駐輪場対策といたしましては、申し上げるまでもないですけれども、まちづくりの中で将来の自転車需要を予測しながら、それに対応する形で区営の駐輪場、あるいは民営の駐輪場のバランスを考えながら整備していくことが肝要と考えております。  そういう考えの下に、今後とも、まちづくり部隊とも連携しながら、情報を早め早めにキャッチしてしっかり対応を進めていくべきだと考えております。 ◆伊藤のぶゆき 委員  西新井駅だけではなくて、北綾瀬駅も後手に回っていたんですよ、たまたま結果オーライになっただけであって。  ですので、これからエリアデザインで各まちづくりをしていく中で、当然、足立区というのは、刑法犯認知件数の中で放置自転車とか自転車の盗難が多いわけですから、なるべく早い段階で、きっちりとまちづくりの中に自転車の駐輪場というのもしっかりと頭に置いて進めていってもらいたいと思いますが、改めて意気込みを教えてください。 ◎駐輪場対策担当課長 正に、伊藤委員御発言のとおりだと感じておりますので、しっかりまちづくりの情報を早め早めにキャッチして、先を予測しながら対策を進めてまいりたいと考えております。 ○西の原えみ子 委員長  他に質疑はありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○西の原えみ子 委員長  質疑なしと認めます。  次に、各会派から意見を求めます。 ◆鹿浜昭 委員  この陳情の要旨については、我が会派はほとんど意見が一致する、本来採択したいぐらいの気持ちではありますが、まだまだ議論の必要性があるかと思いますので、継続でお願いします。 ◆小泉ひろし 委員  継続でお願いします。 ◆はたの昭彦 委員  なかなか東武鉄道が計画を明らかにしないということでは、議会としてもしっかりとした意思表示をすべきだと思いますので、採択を求めます。 ◆おぐら修平 委員  この陳情の内容というのも、正にもっともなことでありまして、本来なら私もこれは採択すべきであろうという思いもあるのですが、一方で、まだまだ進捗中のものが非常に多いということもあって、やはり継続して議論しながら、特に駐輪場の問題、多くの委員からもいろいろな指摘がありました。こうしたことをしっかり踏まえて早急に対策をしていただきたいということで、継続でお願いします。 ◆へんみ圭二 委員  継続です。 ○西の原えみ子 委員長  これより採決を行います。  本件は、継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。       [賛成者挙手] ○西の原えみ子 委員長  挙手多数であります。よって、継続審査と決定いたしました。  以下の審査に直接担当でない執行機関の退席を認めます。       [執行機関一部退席] ○西の原えみ子 委員長  では、エリアデザインの推進等に関する調査研究についてということで、報告事項をお願いします。  ②から⑦までの6件、執行機関からの報告をお願いいたします。 ◎エリアデザイン推進室長 報告資料6ページでございます。  先ほど来駐輪場の話が出ておりますが、北綾瀬の取組状況についてでございます。大変申し訳ございません。  北綾瀬の駐輪場につきましては、現在400台、新規に整備いたしまして、直近の数字で328台となって、まだ余裕があるという状況でございます。駐輪場につきましては、先ほど来の意見を踏まえまして、適切に対応していきたいと考えてございます。申し訳ございませんでした。  続いて、北綾瀬駅周辺地区まちづくりの進捗状況について、7ページでございます。  現在、北綾瀬駅につきましては、三井不動産と協定を結びまして、今後、交通広場整備に入ってまいりますが、現在、区画整理事業でライフラインの移設工事を行ってございます。  予定でございますが、今年の秋に交通広場の整備、令和6年の春頃に完了を予定してございます。  3つ目でございます。北綾瀬駅高架下駅ビル店舗についてでございますが、12店舗、現在、令和3年度中に全ての店舗が開業している状況でございます。
     8ページ、これまでの経緯につきましては記載のとおりでございます。  続いて、9ページ、花畑エリアデザインの取組み状況についてでございます。  1つ目としまして、花瀬橋開通に伴う文教大学生の通学状況についてでございます。私も現地を見てございますが、橋梁が開始直後と約2か月後でございますけれども、ほぼ花瀬橋に通学する学生がシフトしている状況でございます。  10ページ目は考察が書いてございますが、割合としては増えているという状況で、当初の目的が達成されているのではないかと考えてございます。  2つ目でございます。バリアフリー地区別計画(花畑周辺地区)については、今年令和4年3月に策定いたしました。この計画に基づいて、バリアフリー整備を推進させていただきたいと思います。  3つ目でございます。東京都施行の毛長川親水護岸についてでございますが、令和4年度に工事着手、完成予定という情報がありました。  位置図については記載のとおりでございます。  11ページ、経緯については記載のとおりでございます。  引き続き、12ページでございます。  江北エリアデザインの取組み状況についてでございます。  1つ目は、東京女子医科大学附属足立医療センター周辺の通行状況調査、3回目を行いました。  調査日、調査時間、場所は記載のとおりでございます。  調査結果としまして、歩行者が増えているというところと、それ以外についてはあまり変化がないということで、今のところ特別問題ない状況かと認識してございます。  2つ目でございます。同じく江北地区交通量調査の実施についてでございます。  調査は、4月12日に行いました。時間、場所等については記載のとおりでございます。  続いて、14ページ目に調査結果を記載させていただきました。  かいつまんで御説明申し上げますが、自動車交通量については、足立医療センター周辺のみの交通量が増加した、渋滞長についてはあまり影響はない、軽微だと考えてございます。歩行者交通量につきまして、学校等も開校した関係で周辺の歩行者が増えていると。今後につきましては、江北駅からのアクセス道路はまだ完成をしていない状況でございます。引き続き、安全確保のための連続的な整備を進めてまいりたいと考えてございます。  15ページでございます。  3、上沼田東公園改修工事の入札中止についてでございます。  中止理由のところでございます。改めて申し訳ございませんでした。発注課であるパークイノベーション推進課は、大きな建物を建設する経験が少ないにもかかわらず、建築物の専門部署への事前相談が十分になかったことによりまして、設計図書、工事内訳書とのそごが生じておりますので、今回、中止させていただきました。  今後の予定につきましては、なるべく早く第3回定例会において議決いただけるように準備を進めてまいります。  再発防止策につきましては、事前の調査など課内でチェックリストを作成して、情報共有して、再発防止を進めていきたいと考えてございます。申し訳ございませんでした。  4、上沼田東公園東側創出用地の検討状況についてでございます。  年度ごとに書いてございますが、今年度については継続を検討、令和5年度に事業者募集、令和6年度が土地利用開始でございます。  5、(仮称)江北健康づくりセンターの愛称名募集についてでございますが、こちらについては、今年の9月に募集を予定しております。応募方法等は記載のとおりでございます。  16ページ目の決定方法でございます。地域の意見を踏まえた候補を選定し、区民の投票により決定する予定でございます。  6、高野小学校跡地スポーツ施設整備に向けた推進状況についてでございます。  現在、令和4年度から令和5年度にかけまして基本・実施設計を行い、令和6年度に整備を予定してございます。  あわせて、江北給水所上部利用に関しましては、東京都へ要望書を提出しているところでございます。  7の東京女子医科大学附属足立医療センター周辺工事の進捗状況につきましては、18、19ページに記載されておりますので、御覧いただきたいと思います。経緯については記載のとおりでございます。  引き続きで申し訳ございません。20ページでございます。  六町エリアデザインの取組み状況についてでございます。  まず1つ目、六町駅前区有地につきましては、モニタリングが終わりまして、土地の引渡しを6月24日受けているところでございます。  これによりまして、今後この土地につきまして公募をするに当たりまして、駐輪場につきましては新規の募集を停止してございます。  今後のスケジュールでございますが、予定では8月の閉会中の委員会に活用方針を報告し、後、地元説明会、活用方針決定、プロポーザルによる募集及び選定ということで、来年令和5年の3月に事業者を決定したいと考えてございます。  2、ろくまるの運営状況につきましては、広く活用されていると聞いてございます。活用方法につきましては、事前相談を受けてやってございます。  3、東京都施行の綾瀬川(六町地区)緩傾斜堤防についてでございます。現在のところ、工事順調に進んでおりまして、位置図、施工イメージ図を記載させていただきました。令和4年度から修景工事に着手し、計画どおりの堤防整備を目指すというふうに伺っております。  これまでの経過については記載のとおりでございます。  続きまして、23ページ、千住エリアデザインの取組み状況についてです。  こちらにつきましては、まず、千住大橋地区(E、G街区)の進捗状況についてでございます。  E街区は、マンションの建設でございます。G街区は、今まで仮設で校舎を使っておりましたが、令和4年5月31日に解体工事が完了してございます。  これまでの経緯については記載のとおりでございます。  最後でございます。竹の塚エリアデザインの取組み状況についてでございます。  まず1つ目、竹ノ塚駅周辺のまちづくりでございますが、竹の塚第三団地の「まちづくりニュース」の配布ということになっております。これにつきましては、団地の居住者の皆様に建て替えを主体としたストック再生の検討を今後進めていくということでございます。  今後、区としましても、居住者、店舗会に対しての丁寧な対応を行いながら、私ども区、東武鉄道、UR都市機構と3者で締結した協定に基づきまして、まちづくりの検討を進めてまいります。  次に、体感治安改善に向けた取組み状況でございますが、大きく、客引き防止条例と美化活動、自転車のマナーということで取組をさせていただいております。  続いて、26ページ、プラスイメージの創出への取組みでございますが、竹の塚第五公園につきましては、今年の7月、現在進行形ですが、こちらについて若干整備を進めさせていただいて、使いやすい環境を整備しているところでございます。  図につきましては、28ページを御覧いただきたいと思います。  今後の方針でございます。体感治安向上のために、関係機関と一体となって取り組んでまいります。 ○西の原えみ子 委員長  それでは、質疑に入ります。  何かございますか。 ◆長井まさのり 委員  では、私の方から北綾瀬エリア、このまちづくりに関して質問させていただきます。  駅前の交通広場整備完了は令和6年春頃となっておりますけれども、商業施設のオープンの時期も同じ時期と考えてよろしいのでしょうか。 ◎エリアデザイン計画担当課長 今年の3月25日、26日に三井不動産が行いました説明会の資料によりますと、2024年春頃、令和6年の春頃、商業施設開業の予定となってございます。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。また、この商業施設の店舗をはじめ、階数とか床面積などの規模、施設計画についてどうなのか伺います。 ◎エリアデザイン計画担当課長 同様にそのときの説明会の資料でございますけれども、階数は地上4階地下1階、建築面積は約7,500㎡、延床面積が約3万2,000㎡となってございます。建築高さは26mというところでございます。 ◆長井まさのり 委員  まだ店舗等は決まっていないという状況でよろしいですか。 ◎エリアデザイン計画担当課長 今、順次、事業者の方にヒアリングをしている段階と聞いておりますので、店舗等については決まっていない状況でございます。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。地元地域に行くといろいろなうわさが飛び交っていて、いろいろな商業施設の名前を聞くときがありますけれども、地域も非常に関心を高めていますので、分かり次第、議会、また地元の地域の方にもすぐに報告をしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、六町エリアでありますけれども、モニタリングが終わって指定が解除となったと。現在、事業者にヒアリングをしていると聞いていますけれども、その状況はいかがでしょうか。 ◎資産管理課長 六町駅前区有地の活用についてですけれども、長井委員おっしゃるとおり、事業者の方に今年の2月にサウンディング型市場調査を実施させていただきました。  調査結果につきましては、3月の委員会で御報告させていただいていますけれども、様々な手法でいろいろな活用のパターンが考えられるのかなというところが分かった状況でございます。 ◆長井まさのり 委員  様々な事業者が来ていらっしゃるかと思いますけれども、区として、この定期借地権の考え方についてはどうなのか。この地域は、まだまだ成長段階にあるということも含めて考えていかなければいけないなと思いますけれども、いかがでしょうか。 ◎資産管理課長 定期借地権の考え方につきましては、今、六町のエリア自体が、完成したまちというよりは、発展途上のまちということもございますので、今のところ、区としては30年程度の貸付期間で考えているところでございます。 ◆長井まさのり 委員  30年というのも随分長い期間ではないかなと思いますけれども、またしっかり検討を重ねていっていただきたいと思います。  また、駅前区有地のプロポーザルに際しては、計画の対象範囲を区有地であったり、それから交通広場、また隣接している六町公園、そうしたところも含めたブロック全体に拡大してほしいと要望してきましたけれども、いかがでしょうか。 ◎資産管理課長 区有地の活用の公募の範囲ということでございますけれども、長井委員おっしゃるとおり、駅前区有地だけの活用の公募というよりは、六町公園、それと駅前広場、こういったものを一体で活用できるような御提案を公募条件として検討していきたいと考えております。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。また、この六町駅周辺には若い世代の方も大変転居されてきているという状況もあります。また、文教大学と駅を結ぶバス路線、社会実験も行っていますけれども、そうした若い学生も増えてきている状況もあります。  そうした若い世代の区民の声を今後どういうふうに生かしていくのか伺います。 ◎資産管理課長 区民の方のお声につきましては、アンケート等々でいろいろ頂いております。紙面よりネットで若い方々の御意見を多く頂いておりますので、そういった意見をしっかり受け止めて、今後の公募条件に生かしていきたいと考えております。 ◆長井まさのり 委員  是非そうした声を生かしていっていただきたいと思います。  また、六町公園西側に約1,400台収容の民間駐輪場があります。ここも一時期、廃止される予定があると聞いていましたけれども、現状については、何か情報はつかんでいますでしょうか。 ◎駐輪場対策担当課長 長井委員御発言のとおり、区の方にも、こちらの民営駐輪場につきましては、民間開発に伴いまして駐輪場を一時閉鎖するという情報がございました。しかし、その後、計画した事業者側の方で計画の見直しがあったということで、現在に至るまで、そういった建設計画、工事等は着工されていない状況でございます。 ◆長井まさのり 委員  先ほど来の西新井駅の件もございますけれども、ここは1,400台収容の駐輪場となっていますので、今すぐにということはなかなか対応できない部分もありますので、しっかり情報を把握して、すぐに対応できるようにしておくことも必要であるかと思います。  また、この地域、区画整理の進捗により、今後も駐輪場利用者の増加が見込まれている地域でもございます。また、この駅前区有地の整備に関しても、今から、将来のために備えて代替の駐輪場の整備も大変重要になってくると思います。その点については、区としてどのように考えているでしょうか。 ◎駐輪場対策担当課長 長井委員御発言のとおり、先ほどありました駅前のにぎわい施設、プロポーザルの用地ですけれども、現状で1,200台程度の定期利用者がございます。その代替といたしまして、今、私どもの方で、六町駅の南側のJAの用地約650㎡程度ございますけれども、こちらの土地をお借りして、自転車ラックを置かせていただくような形で定期利用の駐輪場として活用していきたいと考えております。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。そうした後手後手にならない、先手を打っての検討と整備が必要であるかと思います。  また、そのJAの土地というのは、建物が建てられない、そうした件があって、平場でないと駐輪場は整備できない。今、650台と言いましたけれども、1,200台については足らない状況であります。  地域に民間の駐輪場もありますが、その辺のことはどういうふうに考えていますか。 ◎駐輪場対策担当課長 長井委員御発言のとおり、JAの用地ですが、当初、区の方は土地を譲渡していただきたい、買い取りたいというお話もしたのですが、JAの方で、JA法の関係ということで、借地しかできないということでございました。したがって、2階建ての駐輪場とかキャパシティの大きい駐輪場ができないものですから、平場で約400台ぐらいというふうに計画しています。  足りない駐輪台数につきましては、都道140号線の歩道部分、植栽部分があると思いますが、こちらの方を一部駐輪場として活用させていただきたいということを東京都並びに警視庁の方と協議したいと考えています。  また、にぎわい施設の中についても、資産管理課の方で一定の駐輪場を新しいプロポーザルの中で検討しているという話も聞いておりますので、併せて全体の駐輪台数の対応を考えていきたいと考えております。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。先手を打ってしっかり検討して、整備をしていただきたいと思います。  続いて、ろくまるでありますけれども、地域のシンボルとして大変親しまれています。私も、みんなの庭づくりであったり、定期的なパトロールにも参加をさせていただいておりますけれども、様々な事件であったり、犯罪を未然に防いでいるとも聞いております。認知症の方を発見したり、また、近くにATMもありますけれども、そうしたことで何か電話をしている高齢者の方を見付けたり、そうした状況もあると聞いていますけれども、その辺についてはいかがですか。 ◎犯罪抑止担当課長 今、長井委員がおっしゃったとおり、ろくまるの勤務員、全て警察官OBを雇っております。正に、警察官OBだからこそできた対応ということで、特殊詐欺の未然防止も、適切に綾瀬警察に引き継いで寸前のところで被害を防止したと。また、実際に認知症だった高齢者の方の訴え出を受けまして、これも適切に保護をして綾瀬警察に引き継いで、御家族のところにお渡ししたという事案もありました。  その辺についても、適切に対応できていると考えております。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。私も、ここで、朝、駅頭をやっているのですが、そのときにある宗教の勧誘の方がしつこく話し掛けてきて、私も10分か15分ぐらい聞いて差し上げたのですが、その後手当たり次第に地域の方、また通勤通学の方にも声を掛けていて、そうしたら、今度、小学生の登校中のランドセルを抱えている女の子にも声を掛け始めたんですね。すぐに注意に行かなきゃと思って駆け寄ろうとしたら、ろくまるから職員の方がすぐに出てきて対応してくださいました。  即座に対応していただいて、すごくありがたいなという思いでいっぱいでありましたけれども、いろいろな事件であったり、不審者であったり、このろくまるを拠点として、地域の学校、また幼稚園とか保育施設ありますけれども、そうしたところの情報共有、また連携というのはどうなっているのか伺います。 ◎犯罪抑止担当課長 すぐ近くに加平小学校がありますけれども、ここは、ろくまるができる前から、当時の校長先生はじめ、いろいろな方から意見を伺っております。  また、今検討中なのは、加平小学校の児童に、ろくまるでの就業体験などもやっていただければなということも考えております。  また、ろくまるのワッペンの図柄を印刷したシールがありますけれども、これが子どもたちの間で大変人気ということで、このシール欲しさにいろいろな子どもがいっぱい、ろくまるを訪れているということもあります。一時期売り切れてしまったのですが、また新たに増刷をして置いておりますので、子どもの客足も戻ってきていると聞いております。  引き続き、近所の子どもたち、幼稚園、保育園も含めて連携を図りながら、地域の防犯活動に取り組んでいければと考えております。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。このステッカー、私も頂いてパトロールの手帳にも貼っています。大変小学生の皆さんが喜んでいます。落し物を拾って届けると、このシールがもらえるということで、いろいろなものを拾って来ると、届けていると聞いています。  小学生のみならず、近隣の幼稚園や保育施設もありますので、ろくまるをお散歩で通る小さな子どももいらっしゃると思いますので、幅広くこのシールを配布してPRに努めていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  最後に、緩傾斜堤防について伺いますけれども、河川管理者である東京都が施行者とのことでありますが、この記載の六町一丁目地内から四丁目地内とあります。どのぐらいの距離と範囲となるのか。完成に向けてのスケジュールについても伺います。 ◎事業調整担当課長 まず、緩傾斜堤防の延長でございますが、図示のとおり、範囲で約700mでございます。  こちらにつきましては、令和4年度から被覆修景工事に入りまして、令和5年度で完成する予定と伺っております。 ◆長井まさのり 委員  また、護岸の耐震補強工事とありますけれども、これは全て完了しているのか伺います。 ◎事業調整担当課長 足立区内の綾瀬川両岸の耐震補強工事につきましては、平成21年度から実施いたしまして、今年度で完成予定と聞いております。 ◆長井まさのり 委員  今年度で完成予定ということで、その中でこの区間、今あった緩傾斜堤防約700mの施工でありますけれども、今後、この緩傾斜堤防の計画についてはいかがでしょうか。
    ◎事業調整担当課長 足立区内では、今回施工する六町地区内の緩傾斜堤防が計画されておりまして、それ以外については、今のところ、用地の関係もございまして、計画は作成していないと伺っております。 ◆長井まさのり 委員  その中で、この700m緩傾斜堤防を造る目的というか、なぜここに造らなくてはいけなかったのですか。 ◎事業調整担当課長 緩傾斜堤防の設置の目的としましては、2つございます。1つは地震に対する安全性を更に高める効果というところと、2つ目は水辺に親しむために水辺に近付けるような構造という目的でございます。  六町の区画整理によりまして、用地が確保できた関係上、こちらの方を設置したと伺っております。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。また、天端のところも幅が広く取ってありますので、将来的にはウォーキングなどもできるように整備してほしいなと思います。  また、護岸整備の工事の下のテラスになっているところもあります。ああしたところも、ほかの自治体を見ていくと、ウォーキングができるようなところもありますけれども、この点についてはいかがでしょうか。 ◎事業調整担当課長 今、長井委員の御質問にありました堤防の天端部分、それから川沿いに近いテラスができる予定ですが、そちらにつきましては、歩行者が歩けるように整備する予定だと聞いております。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。その際には、いろいろな街路灯であったり、少し休めるようなベンチも設置していただきたいと思いますけれども、それについても伺います。 ◎事業調整担当課長 被覆修景工事については、先ほど今年度からと申し上げたのですが、その内容についてはまだ検討中ということで、具体的には東京都から伺っておりませんので、長井委員の要望については、こちらの方から都に伝えたいと考えております。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。地域の声を生かした魅力あるまちづくり、安心・安全なまちづくりを要望して終わります。 ◆はたの昭彦 委員  まず、北綾瀬の関連ですけれども、先日、まちづくり協議会の中で、北綾瀬駅前のしょうぶ沼公園に、ボックス型の喫煙所を設置されるという報告がされて、委員の方から、何で公園なんだというお話が出されまして、せめて公園ではなくて、完成する交通広場への設置ができないのかということを言われました。  区長の方にも、そういった内容のお手紙を併せて届けられたということですけれども、区としての受け止めと、そういった声にどのように応えていくのか、まず聞かせてください。 ◎地域調整課長 その区民の声につきましては、私たちの方で対応させていただいております。  実際には、コンテナ型ではなくてパーティションでと当初予定しておりましたけれども、どうしても煙が漏れるのは嫌だという話がございまして、コンテナを置こうということになりました。  その際に、場所がコンテナだとスペースが必要になりますので、そうしたところは道路上では厳しくて、ちょうどしょうぶ沼公園と道路の境のところ、あそこが一番ベストな場所だということで、そちらの方で調整を進めているところです。  地域の方にもこれから丁寧に説明をして、御意見を伺いながら進めていきたいと考えております。 ◆はたの昭彦 委員  コンテナの喫煙所は区民委員会の所管ですけれども、エリアデザインの観点でちょっとお聞きしたいのですが、この北綾瀬のまちづくりエリアデザイン綾瀬ゾーン計画の中で、しょうぶ沼公園がどういう位置付けになって、今後どういうふうなことをやっていくのかというと、まちづくりの3つの取組の中で、子育て世代を意識したハード・ソフト基盤の充実ということで、具体的な取組の3番目に、健康増進というのを掲げているわけです。  それで、心と体の健康づくりの一歩として、趣味や地域活動の場としてのしょうぶ沼公園ということで、エリアの財産とも言えるしょうぶ沼公園を活用したウォーキング教室、パークで筋トレの健康づくりの取組を充実させますと、健康づくりをこのしょうぶ沼公園でうたっているわけですよ。  たばこを吸う吸わないは、個人の嗜好なのであれこれ言うつもりもありませんけれども、ただ、世間的なイメージで言えば、健康に一番悪いのはたばこだと言われていて、それを子どもたちがよく集まる公園のすぐそばというか、隣接する場所に置くということ自体が、このエリアデザインが掲げた健康増進のまちということでどうなのかと。  まして、先ほど大きさがどうのこうのと言いましたけれども、交通広場が今後できて整備していくわけですから、そういうことも含めた検討も必要だと思うし、そういった声に応えていかなくてはいけないと思うのですが、この健康増進という立場と喫煙。  特に北綾瀬というのは喫煙所がないですから、公共の場所には。そういう中で、ないところに新しくつくるということでは、地域の方の意見をしっかり聞かなくてはいけないと思いますけれども、改めてどうですか。 ◎地域調整課長 北綾瀬につきましては、乗降客も開発に伴って伸びております。健康を守るためにはどうしても喫煙所を設けるということで、受動喫煙防止の観点からも必要だと考えております。  今回、しょうぶ沼公園の一角に置くものは、煙が漏れないタイプでございますので、そこから煙による害はないと考えておりますので、最低限、出入口で煙が漏れることはあるかもしれませんが、地域の声を聞きながら丁寧に進めていきたいと思っております。 ◆はたの昭彦 委員  子どもがたばこにどうして興味を持つかというと、親が吸っているとか、そういう場に接することで興味を持って、手を出すというのも変だけれども、喫煙者になっていくということがあるわけです。  そういう中で、公園というのは子どもたちや地域の方が集まる交流拠点としての位置付けがされていて、そういう人たちに来てくださいという中で、見せるというのもどうなのかなというのはあるんですね。  確かに受動喫煙という話、喫煙所そのものを否定するわけではありません。せめて公園ではない場所に設置してほしいという声を出しているわけですから、是非そこも含めて、ありきではなくて、今決まった場所に設置をするというありきではなくて、今後、交通広場やペデストリアンデッキも設置するわけですから、そういう上も含めて、北千住駅のペデストリアンデッキの上に喫煙所あるわけですから、そういうことも含めて、要望というか、声に応えていっていただきたいのですが、いかがでしょうか。 ◎地域調整課長 まずは、環状七号線の南側のところで、今回、整備をさせていただきたいと考えてございます。  決して公園機能を損なうことのない場所に、我々は、今、提案しております。そちらの方で進めていきたいと考えておりますので、丁寧に地域の声を聞きながら進めてまいります。 ◆はたの昭彦 委員  地域の声を聞いても、そういう声が出ていて実際に設置するのであれば、聞いていないことになるわけですから、そういうことも含めて是非考えていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  それと、先ほど六町の緩傾斜堤防についてお話がありましたけれども、最終的には、今、綾瀬川にある堤防、いわゆるカミソリ堤防と言われていた堤防については、撤去されるということでよろしいんですよね。 ◎事業調整担当課長 今回、緩傾斜堤防が設置される部分については、水辺の方に下りられるような形に整備されます。 ◆はたの昭彦 委員  それはなくなるということですか。それとも、部分的に通路になる、空きスペースができて通れるということでしょうか。 ◎事業調整担当課長 先ほどの説明資料の21ページの断面図のところに書いてありますが、この盛土の上に被覆修景工事が載る形になりますので、連続して堤防の上から下りられる形でつながるような形になります。なかなか図面がないと分かりづらくて申し訳ございません。 ◆はたの昭彦 委員  図面を見ると、緩傾斜堤防、川に向かって下りていきますけれども、実際には、今、コンクリートの堤防が架かっているわけですよね。それがあると水辺には行けないですよね。ですから、その堤防は撤去されるのでしょうか。 ◎都市建設部長 この区間については、緩傾斜堤防になるということで、カミソリ堤防はなくなります。 ◆はたの昭彦 委員  それと、先ほど東京都の計画がまだ明らかになっていないというお話がありましたけれども、私、以前インターネットで検索をしたら、六町のここの部分の完成予想図みたいなのを見た記憶があるのですが、その後なかなか見付けられなくて、いまだに見付けられないですが、もしあるなら、完成予想図、東京都が示しているパースみたいなものがあるなら、是非委員会に報告していただきたいですし、今後の東京都の工事の日程についても併せて御報告いただきたい。  あと、この整備に併せて、隣接した公園を今後着手されますけれども、それについての報告も是非定期的にお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎事業調整担当課長 完成予想図、それから工事の具体的なスケジュールにつきましては、分かり次第、議会の方にも情報提供させていただきたいと思います。 ◎道路公園整備室長 公園の整備につきましては、区画整理の方から土地が引き渡された後に、区で設計をして造成してまいります。 ○西の原えみ子 委員長  他に質疑はございますか。 ◆へんみ圭二 委員  まず、北綾瀬についてですが、商業施設を造る三井不動産と今協議をいろいろされているとは思いますけれども、区として、商業施設に何か要望していることは今あるでしょうか。 ◎まちづくり課長 今のところ要望しているところはないですけれども、北綾瀬周辺でアンケート等今まで行っておりまして、そのときに、商業施設ですからテナントについての意見が多々ありました。  そこら辺は、アンケート等でこういう意見がありましたよということはお伝えはしてございます。 ◆へんみ圭二 委員  アンケートの意見を伝えるということも重要ですけれども、区として、この地域に何が足りていないのかというのをしっかりと調査をして、そしてこの商業施設に協力を求めていくことも必要なのかなと思います。  特にこの北綾瀬の地域は、子育て施設がない地域ですので、例えば千住大橋にはポンテポルタの中に子育てサロンが入っています。そういう子育て施設が入れるように要望していくなり、それから西新井のアリオでは期日前投票所もできることになりましたから、期日前投票所ができるように今の段階から話を進めていくなど、いろいろと協議をしていく必要があるのかなと思いますが、その点についてお考えはいかがですか。 ◎まちづくり課長 前の東京メトロのときもそうだったのですが、なかなかその商業者、タイミングですとか、自分の中の戦略、自分のところのマーケティングもあって、意見はなかなか聞けないところもあるのかなと思っております。  ただ、アンケートの結果をお伝えしたり、今、へんみ委員がおっしゃっておりました子育て支援施設ですとか、そういうものは、区の中でも東京メトロのときも狙っていったところがありますので、そこら辺うまく連携できないかどうかというところについては、協議はしていきたいと考えてございます。 ◆へんみ圭二 委員  千住大橋にお住まいの方に伺うと、あのポンテポルタの中に子育てサロンが入っているというのが、特にほかの子育てサロンに比べても時間も長くて夕方6時までやってくれていて非常に助かるという声があります。そういった事例も示しながら、是非協議を進めていただきたいなと思います。  次に、江北エリアデザインの件についてですが、このエリアデザインの目的として、民間活力を誘導して、そして地域の活性化を図るということも目的の1つにありますから、今回、この東京女子医大が来たことによって、この地域がどのように活性化されているのかということをもう少し調べる必要があるのかと思いますが、そのあたりについては、区として何かされていることはありますか。 ◎副区長 女子医大ができてまだ落ち着いていないという状況もありますので、これから調査をさせていただきたいと思います。  それと、へんみ委員からも御提案のあった、食堂ですとかそういうものはないものですから、まちに御案内するようなマップを作ってはどうかという話がありますので、そこも併せて地元の方には御意見をお聞きしていきたいと思っています。 ◆へんみ圭二 委員  コンビニは、これから10月、11月ぐらいにできるというのは本会議の方で答弁もありましたけれども、やはり食堂がない。  それで、この地域の飲食店の方々にお話を聞きに行くと、女子医大ができてもっとお客さんが増えると思ったけれども、なかなか実際にはお客さんが増えていないという話もありますので、今、副区長もおっしゃいましたが、是非地域の飲食店を紹介するようなマップを作って、そして女子医大に置いていただけるような、そういう協力関係をつくって、地域の活性化をもっともっとやっていっていただきたいと思いますが、改めていかがですか。 ◎副区長 女子医大を誘致して、それがスタートだと思いますので、やはり江北のまちづくりに向けて、今、御提案いただきました内容も含めて検討させていただきます。 ◆へんみ圭二 委員  お願いします。それから、六町の緩傾斜堤防についていろいろと議論がありました。  それで、前回の委員会だったか、綾瀬川、これからどのように活性化していくとか、活用できるかということを調査していくというお話があったかと思うのですが、そのことについて少し詳しく教えていただけますか。  綾瀬川の活用、もう少ししていけないですかというお話をしたときに、どこかに委託をして全国的な事例を調べたり、調査をしますというお話が前回の委員会であったと思うのですが、そうしたことは、今、どのような状況でしょうか。 ◎まちづくり課長 ちょっとまだ委託が進んでいない状況なので、これから調べることになります。  一つ、今、実際動いているのは、綾瀬駅の西口の綾瀬川のところについては、ちょっと暗いイメージもあるので緑化できないかみたいな考えがありますけれども、堤防があるのと併せて、上に高速道路が通っていて、河川法に基づくものだと高速道路が来ていることの利用制限みたいなものがないのかどうか、法律的にですとか、契約的、権利的にどうなのかというのを調査をしていて、それも沿川を見ると利活用しているところがありそうなので、そこら辺も少し調べながら、実際に権限として使えるのかどうかをまずは調べるということで、今やっているところでございます。 ◆へんみ圭二 委員  どのような調査をしていくのかというあたりをもう少し整理して報告をしていただければ、この委員会でももう少し深い議論ができるのかなと思いますので、そのあたりはこれから是非御報告をいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  最後に、竹の塚の客引き防止条例を12月制定予定ということですが、例えば風営法だったり、東京都の迷惑防止条例でもこの客引きというのは対象になっていると思いますが、それ以外の部分で、どのような形で今回制定を予定して、どのようなことをやっていこうと考えられているのでしょうか。 ◎犯罪抑止担当課長 既にあります迷惑防止条例ですと、業種が限られていたり、あるいは必要な要件、要はハードルがちょっと高くなっております。そういうものなしに、そこまでのハードルを上げずに、区条例の方で取り組めるようにと考えております。 ◆へんみ圭二 委員  大阪府の方で、今回、条例が改定されて、7月からガールズバーとかも対象にしてしっかりと取締りをしていくという方針になったということです。  今回の区のこの条例というのは、そうした大阪府のような厳しい条例にするという認識でよろしいのでしょうか。 ◎犯罪抑止担当課長 業態については、竹の塚における実態をよく調べてというところになるかと思いますけれども、罰則、過料を設けたいとは考えております。 ◆へんみ圭二 委員  本会議答弁の中では、重点地域を設けてという答弁があって、それが竹の塚ということだと思いますけれども、例えば北千住駅の飲み横の前辺りも、夜になると異国の女性がいっぱい出てきて客引きをしているという実態がありますし、そうしたあたりについても適用していくということが必要ではないかなと思いますが、区としてはどのようにお考えですか。 ◎犯罪抑止担当課長 今お話のありました重点地域の設定についても、竹の塚だけに限るものではなく、区内よく実態を見た上で選定したいと考えております。 ○西の原えみ子 委員長  他に質疑はございますか。 ◆小泉ひろし 委員  江北エリアデザイン関連で、上沼田東公園の改修工事の入札中止についてということで、再発防止策を考える。だけれども、今後対応しても、当初の予定より4か月遅れるということでよろしいのでしょうか。 ◎パークイノベーション推進課長 初めに、パークイノベーション推進課の今回のミスにより、区民の皆様、それから議会の皆様、事業者の皆様に大変な御迷惑をお掛けしました。深くおわびいたします。申し訳ございませんでした。  工期につきましては、議会で承認いただく案件でございますので、3か月遅れるという見込みでございます。 ◆小泉ひろし 委員  特記仕様書と工事内訳書の間に不整合があることが判明したということで、正しい見積り積算、適正な入札ができなかったということです。  こういう声は、今、改善はされていますが、他の入札案件でもたまに聞きます。工事を施工する側、また、物を造る側が疑問に感じるような仕様というか、設計図書というか、そのようなことがないように十分やる必要があると思います。  例えば電気工事だと一式表示になっていて、その一式が結構金額が大きい。どこからどこまでが一式なのかなかなか理解できないとか、そういうことによって、過去においても、仕事は受けたけれども大赤字を踏んだとか、そういう事案も聞いたことがございます。  区としては、様々改善をしていると思いますが、しっかりとお願いしたいと思います。  今後、上沼田東公園東側の創出用地の検討もされるということだと思うのですが、令和4年度は活用方針を継続検討していく、令和5年度に事業者を募集して令和6年度に土地の利用を開始すると。  私も、この地域全体のこと過去も何回か質問しましたけれども、例えば過去のことですけれども、コーヒーショップとか、たしか星乃珈琲だったか忘れてしまいましたが、そういうところが希望しているとか、そういう声もあったと聞いているのですが、いかがでしょうか。 ◎パークイノベーション推進課長 以前、区立公園にカフェの誘致を検討したときに、コメダ珈琲が興味を持たれているということがございました。  今現在、サウンディング調査をしているところですけれども、その中でも、そういった過去につながりがあった事業者にはお声掛けをして、様々なアイデアを頂くように考えております。 ◆小泉ひろし 委員  先ほど女子医大の周辺の飲食する場所、まだ落ち着いていないこともあって、そういう話題が出ておりますが、実は、尾久橋通り、というのは、グルメ通りと言われるような実態があるわけです。  なぜかと言ったら、国道4号線とかほかとちょっと違うのは、比較的駐車スペースを取れる店舗が多いということで、女子医大の行き来の中で考えたときに、周辺にそういう駐車スペースがある飲食店が結構出ている。  そんなこともあって、利用者もそういうところに行く可能性もあるのかなと考えたのですが、その立地的なところを考えまして、いかがでしょうか。どうでしょう。 ◎パークイノベーション推進課長 今回の上沼田東公園の創出用地につきましては、駅に近い、それから幹線道路に面しているというところで、大変いいロケーションですので、様々な提案が上がってくることを期待しております。 ◆小泉ひろし 委員  病院の直近で飲食関係ということもございますけれども、片や、実態として、様々なチェーン店も含めて飲食関係が、尾久橋通り沿い、また女子医大周辺にもできている。そういうことも勘案しながら、女子医大の周辺、今のところ交通的な面では直接的に大きな懸案はないかと思いますが、今後その整備をする上で参考にしていただければなと思います。  次に、江北健康づくりセンターの愛称名募集についてですが、これは単純に新しいものができるだけではなくて、現江北保健センターの移転も含まれますよね。  この愛称名を募集するに当たって、従来ですと、保健センターとか、健康だとかそういうものを取り入れた名称だと思うのですが、9月ぐらいにする予定ですけれども、健康とか保健とかそれ以外、先ほど六町のろくまるじゃないですけれども、何か例というか、どういうイメージの募集を図ろうと考えているのでしょうか。 ◎衛生管理課長 今、小泉委員お話があったように、こちらの施設、江北保健センターがまず入ります。そのほかに、福祉部の方の権利擁護ですとか、介護のある係、地域包括のある係というように複合施設になっております。健康、それから長寿、そういったイメージの愛称を今回募集するというものになります。  募集に当たりましては、区民の皆様がどんな機能を持っている施設なのか分かっていただくようなチラシ等を御用意いたしまして、応募していただきたいと考えております。 ◆小泉ひろし 委員  最後にしますけれども、ここは包括ケアシステムの拠点機能だとか、健康センター的な機能だとか、現江北保健センターの老朽化に伴う移転、そういういろいろな複合的な機能を有した新たな施設ということを愛称募集の中ではよく周知をして、いい愛称が付くように図っていただきたいなと思います。これは要望です。 ○西の原えみ子 委員長  他に質疑はございますか。 ◆おぐら修平 委員  私から、25ページの竹の塚エリアデザイン、先ほども質疑ありましたけれども、客引き防止条例の制定検討中ということでの質問です。  東京都の迷惑防止条例に至らない客引き行為等を規制する条例を検討中ということ、あと罰則規定も設けるということですが、今、客引きも様々多様化していまして、いわゆるフリーランス化といいますか、店と直接雇用されていない形態のもの、またいろいろな店と、そこの従業員ではないんですけれども、お客さんを連れて行ったらキックバックで来るような方法だとかいろいろあって、なかなか店への罰則規定が適用されない、そういう抜け穴を装ったタイプのものもあったりしますが、こういったことに対してはどういう対策を検討されていますでしょうか。 ◎犯罪抑止担当課長 これも区内の客引きの実態を見てからということになるとは思いますが、悪質な客引きの背後には、それを利用するお店があるのは当然のことですので、お店に対する立入調査権、こんなものも設定できないか検討しております。 ◆おぐら修平 委員  今、札幌市も最近施行されたり、いろいろな自治体での独自の条例もそうですし、特に歌舞伎町などは、夜のいろいろな被害、ぼったくりだとかいろいろな事例もありますし、そうしたそれぞれの実態及び他自治体での先進事例、こういったものも調査研究しながら、より実効的な対策の強化を図っていただきたいと思うのですが、その意気込みというか、現段階での検討状況はいかがでしょうか。 ◎犯罪抑止担当課長 おぐら委員おっしゃるとおり、各地の盛り場、都内もそうですけれども全国あちこちの調査を掛けております。また、有識者ということで弁護士の先生などにも相談をして、いろいろな意見を承っておりますので、そういうものも生かしながら、実効性のある条例を設定したいと考えております。 ◆鹿浜昭 委員  私からは、江北エリアデザインについてお尋ねをさせていただきます。  まず、女子医大の食堂の件ですけれども、いまだに事業者が決定していないということかと思います。  現状、どのような情報が区の方に入っているのか教えてください。 ◎副区長 食堂については、進展は、今のところ情報は入っていないです。コンビニについては、事業者は決定したのですが、そこに働く従業員ですとか責任者を探している途中ということで、いつということはまだお聞きしていないです。 ◆鹿浜昭 委員  食堂についてですけれども、ずっとこのまま、建設始まって場所も当然ある中で、いまだに決定されていないということは、僕が想像する限りですけれども、相当テナント料が高いのかなという思いもあるのですが、違いますか。
    政策経営部長 女子医大の食堂に関しては、従業員の食堂は整備していると思いますが、一般のお客様用には、食堂ではなくてコンビニ等で飲食物も買っていただくという形で、食堂の設置につきましては私の方で把握はしていなかったので、確認をして、また御報告したいと思います。 ◆鹿浜昭 委員  私も、その辺の情報まだはっきり分からないですが、恐らくそんなような気がして、いずれそういう方向になっていくのかなと思うのですが、患者さん等の意見を聞くと、やはりその辺の問題が大きく影響して、当然、開業して半年ちょっとの世界ですから、まだまだこれからなのかなと思いますが、せっかく区民全体の切望していた大学病院が誘致できたということなので、是非内容等の充実もできるように、区の方もいろいろと情報を集めていただいて、助言でもできればありがたいなと思いますので、要望させていただきます。  それと、上沼田東公園の創出用地の件ですけれども、先日、私が代表質問させていただいて、足立区文化・読書・スポーツ分野計画の実現に寄与するようなことを念頭に置いて、議会の意見も伺いながらというようなお話もありました。  そのようなところで、Park-PFIの手法で行っていく、可能性を確認しているということですけれども、この辺を詳しく教えていただきたい。 ◎パークイノベーション推進課長 現在、予備サウンディングを実施しているところですけれども、先日の本会議でありましたとおり、スポーツの本格的な支援を検討するほか、足立区文化・読書・スポーツ分野計画を踏まえ、数々の違った楽しさの輪が地域で生まれる可能性を区としては探っていますというような趣旨の募集を掛けておりますので、まずは、3計画を意識して提案をしてこられるかなと思っております。  また、Park-PFIについては、まずはPark-PFIの手法でお聞きはしますけれども、そのアイデア次第によっては、Park-PFI以外のほかの手法の方が適していると判断した場合には、いろいろな手法を使ってまいりたいと考えております。 ◆鹿浜昭 委員  ちょっと難しいあれですけれども、現在、複数の事業者に対して行っていきたいということで、具体的にはまだ何も進んでいないというところですよね。 ◎パークイノベーション推進課長 今の段階としては、まず、どんな事業が成り立つのかを皆さんにお聞きして、アイデアを募集しているという段階でございます。 ◆鹿浜昭 委員  では、具体的に事業者に向けてアンケート募集は始まっているのですか。 ◎パークイノベーション推進課長 申し訳ございません。今、アイデア募集は始めておりまして、6月22日に区のホームページに公表しておりまして、7月の下旬にアイデアについてのヒアリングを実施させていただく予定でございます。 ◆鹿浜昭 委員  そのPark-PFIというのは、公募設置管理制度というのか、指定管理と意味が違うのか。申し訳ない、私も初めて聞いた言葉なので、その辺の違いを教えていただきたい。 ◎パークイノベーション推進課長 Park-PFIは、公園の施設、例えばテニスコートであったり、飲食店であったり、そういった公園の施設を民間の方に設置していただいて運営していただく制度でございます。  指定管理は、区が既に設置している施設を民間の事業者に管理運営していただくというところで、設置が入るかどうかというところが大きな違いだと思います。 ◆鹿浜昭 委員  そうすると、足立区では、このPark-PFIの公園はまだないんですかね。  2017年6月ぐらいからこの制度ができたかと思いますが、なぜこういう発想をされたのかというのも、併せて教えてください。 ◎パークイノベーション推進課長 足立区では、まだPark-PFIの事例はございません。  今回、上沼田東公園の創出用地については、民間事業者のアイデア、活力を活用しようということがございましたので、Park-PFIの制度で検討してみたいと考えた次第でございます。 ◎副区長 Park-PFIを選ぶ理由は、もともと上沼田東公園の野球場を改修したり、テニスコートを改修する、それと下の江北エリアのサッカー多目的グラウンド、そういったものを一体的に管理をして、更に民間活力で地域の活性化になればいいなということで、それをまずは考えたところです。  ただ、なかなかそれを全域的に民間が建てて運営していくというのは、どこまでできるかまだきちっと見通し立っていませんので、そのエリアですとか、本当にその手法でいけるのかどうか、そういうのを事前に調査をしている状況でございます。 ◆鹿浜昭 委員  分かりました。 ○西の原えみ子 委員長  他に質疑はございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○西の原えみ子 委員長  質疑なしと認めます。 ○西の原えみ子 委員長  それでは、その他に入ります。  何かその他で質疑ございますでしょうか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○西の原えみ子 委員長  なしということで、本日の案件全部終了いたしました。  これをもってエリアデザイン調査特別委員会を閉会いたします。       午後3時41分閉会...